セカンドセレクトでは現在のところトリミングは行っていませんが、重度の皮膚病に対する薬浴を開始しました。
当院の薬浴は、普通に薬用シャンプーで洗浄するだけではなく、MMDパルス療法という方法を行っております。
ここ数年で、動物のアレルギー性皮膚炎に対する治療は大きく変化し、分子標的薬を使用するのが一般的な方法になりました。
アポキルが代表的な薬になるのですが、この薬のおかげで副作用がなく掻痒感を大幅に改善されるようになり、アレルギー性皮膚炎の治療が非常に診療しやすくなったと思います。
その一方で、アポキルによって改善しないような重度のアレルギー性皮膚炎も存在しているのですが、セカンドセレクトではそのような難治性の皮膚病に対してはMMDパルス療法をお勧めしています。
この治療法はアンテドラッグと呼ばれる外用薬を薬浴と併用することで、難治性の皮膚炎を持つ動物でも、掻痒感を大幅に軽減することができます。
もし気になる飼い主様がいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にご相談ください。