落合麻里子
Animal Health Technician
セカンドセレクト動物看護師
みなさま、こんにちは。看護士の落合麻里子と申します。
岩手県出身、一児の母です。看護士歴は7年です。
出産・育児の為に現場から退いておりましたが、動物病院の仕事が続けたいという想いから、また現場に復帰致しました。
この仕事に就いたのは、初めて同居した猫が「腎不全」という病気で亡くなった事がきっかけでした。
当時私は高校生で、知識も無く、病気の発見も遅くなり、気付いた時には手遅れに近い状態でした。何もできない無力さ、小さな命が目の前で消えていく事の堪え難い苦しみ。
『もっと自分に知識があれば何かしてあげられたんじゃないだろうか?もっと長生きさせてあげられたかもしれない。』
その気持ちから看護の道を目指しました。
復帰のきっかけを与えてくれたのは、以前勤めていた病院の先生からのメールです。そこには、私が勤めていた時によく来てくれていた子が亡くなったという報告と、その飼い主さんのブログを読んでみて下さいと書いてありました。
ブログには、頑張った闘病記録と、お世話になった先生とスタッフへの御礼が綴られていました。
数年前の事なのですが、昨日の事の様に何度も散歩した事、シャンプーが大変だった事、いつも優しい子だった事…色んな事が思い出されて胸が熱くなり、まだ自分にはやるべき事がある、と背中を押された気がしました。
動物達の命は私たちより短く、その短い期間をどれだけ大事に一緒に過ごし、時間を共有する事が出来るかというのはとても重要です。
その大事な時間の中で、伴走者として寄り添い、お手伝いできる看護士でありたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。