高齢なペットを飼われている飼い主様なら一度は考えたことがあるとは思う、アンチエイジングをうたっているサプリメントの類。

ただ、その効能・効果にはわからない点がいっぱいあると思います。

日本の法律上で、薬とサプリメントの主な違いは、販売流通前に大規模な臨床検査を行っているかどうかです。

薬であれば、万を超えるような検査データをそろえて認可をとるのですが、サプリメントでは有害事象に関しては承認が厳しいものの、効能に関してはかなりアバウトなのが日本の薬事法です。

今回はそんなサプリメントについて、前回ご説明しきれなかった分を、ご説明させていたできます。

前回の記事はこちら

http://www.secondselect.vet/738

必須脂肪酸(ω3)

必須脂肪酸とは動物が自分の体の中で生成することができないため、他の食材からとらないといけない、それこそ必須の脂肪成分のことです。

主に動物性と植物性に分かれており、肉や魚、オリーブオイルやごま油によく含まれています。

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必須脂肪酸の主な種類として、炎症や老化を防ぐω3と炎症や様々な生体反応を引き起こすω6とに分かれており、ω3:ω6はだいたい1:4程度の割合で取るのが良いバランスだと言われています。

ただ、昨今の食生活ではω6を過剰に摂取するような傾向があり、何らかの形でω3を積極的に摂取することが推奨されています。

ぼく自身の実感としては、ω3製剤は商品によって効能が大幅に違っていると思います。

実際に良質なω3製剤は、まるで薬のように効能が高いので、飼い主様にはわりと勧めることが多くあります。

サプリメントがあまり好みでない方は、アレルギーさえ出なければサバなどをペットフードに混ぜていただくといいと思います。

プラセンタ

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プラセンタとは胎盤のことであり、胎盤に含まれている様々な栄養素や生体ホルモンによって、細胞が活性化するというものです。

プラセンタは薬としての認可が下りているものもあり、実際に肝硬変などの治療に使用されているので、成分に関しては十分効能が高いものだと思います。

ただ最近では、サプリメントとして色々な製品が出てきており、その一部はほぼまがい物のため、ぼく自身どれが効能があるのかは正直わかりません。

あまりにも有名になってしまった副作用だと思います。

水素水

通常の水は水素分子が2つと酸素分子が1つでできているのですが、水素水は水素分子が3つついています。

難しい話は省いて説明すると、この余分についている水素分子のおかげで、生体内の細胞が酸化するのを防ぎ、細胞の寿命を延ばすことができます。

特に腎不全には大きな効果があると言われており、多くの医師、獣医師が推奨しています。

医学的なデータでは「?」がついているものの、ぼく自身は水素水を常時飲んでいます。

水素水によって体調が良くなったという実感はないのですが、尿量は非常に多くなったので、腎臓にはいいのかなぁというのが正直な感想です。

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腸内フローラ関連製品(乳酸菌生成物など)

腸内の環境を整えることで腸内の免疫力があがり、それが生体全体の免疫力にもつながるとされており、アンチエージングをはじめ、アレルギーや膠原病に効果があるとされています。

多くの医学者たちが腸内の細菌叢と様々な疾患の関連性を唱えており、その論理は確立しつつあります。

ただ残念なのは、人間と犬、猫の構造、腸内の環境には、雑食性と肉食性という壁がるため、人間で医学的な実証があったとしても、それがそのまま犬猫に応用できるかと言えば疑問は残ります。

個人的な意見では、こういった製品を使用した犬猫は便の性状が大きく変化することもあり、何らかの変化はあるものの、体調が変わったかと言えばそういう実感はあまりありませんでした。

便臭はなくなり、トイレ関係の自宅の環境がかなり改善するので、そういった意味では愛用していました。

まとめ

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フラセボ効果という現象があります。

要するに信じて使えば普通の水も薬になるという心理学的な用語です。

どんなにいいサプリメントでも、結局効果に疑問が残ったまま使用していると、その効果ははっきり出ません。

ぼくは、どんなものでも効果があればやればいいし、効果がなければやらなければいいと常々思っているので、あとは使用してみての実感で決めてみてはどうでしょうか。

 

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