最近の温暖化の影響で、毎年のように7月の下旬から9月の初旬には猛暑日が連日続くようになりました。

気候の変化が体に与える影響は人間でもペットでも変わりはありません。

日本には四季があり、それに合わせ人間もペットも体の内部は色々な変調をとげます。

そういったペットに起こる体の変化の中で、外見からすぐにわかる変化といえば換毛だと思います。

換毛は温度ではなく日照の時間で起こるため、温暖化とは関係なく起こります。

換毛の時期は皮膚のターンオーバーが変調をきたす時期であるうえ、夏の高温多湿の環境により、細菌が非常に繁殖しやすく、皮膚病が一番よく発生する時期にだと思います。

今回はこういった時期の皮膚病を予防するためのスキンケアについてご説明したいと思います。

とにかくブラッシングを行う

ブラッシングは被毛に覆われるペットのスキンケアの常套手段です。

ブラッシングの道具としては様々なタイプのコーム(櫛)がありますが、基本的にはどのタイプのものでも、皮膚を直接ごりごりさせるのは避けるべきです。

無題

理由としては動物の皮膚は意外と傷がつきやすいためです。

一度傷がついてしまうと、ついてしまった傷を気にしてさかんに掻き始めることもあるからです。

ブラッシングの基本的な方法は、まず毛並みの順毛の方向(たいていは頭の方からお尻の方)にブラッシングをしたあとに、逆毛の方向にブラシを入れて毛を立たせます。

毛が立つと、ふけなどの汚れも浮いてくるので、それをぬぐった後に再度順毛の方向にブラッシングをします。

これを換毛の時期は一日2度ほど行えるといいと思いますが、柴犬などの犬種やたいていの猫は永遠と毛が抜けてくるような感じになります。

「こんなに抜けても大丈夫?」と疑問に思う飼い主様もいらっしゃると思いますが、この方法であれば不要な被毛のみ抜けますので、特に心配はいりません。

シャンプーをする時には?

シャンプーのやり方として、よくシャンプー剤を浸透させるということをします。

シャンプーで洗った後15分ほど放置するのがそのやり方になりますが、経験上これはとても難しいと思います。

動物はシャンプーに覆われた体を長時間そのままの状況でじっとすることなんてないからです。

したがって、ご自宅でシャンプーをする際のポイントは、いつも以下の3つのみを行うようにお話しています。

あとは結構適当でも大丈夫です。

34406843886_d07d518b1f

・2度洗いをすること

2度洗っている時間にシャンプーは十分に浸透します。

・一番気になる部分からシャンプーを付けて洗い始める

たいていの飼い主様は背中側など洗いやすい場所から洗い始めますが、一番洗いたい脇や内股の部分はシャンプーが次第に薄まってしまうので、あまり効果的ではありません。

したがって一番かさついているところや湿疹などのきになる場所から洗い始めましょう。

・濯ぎを念入りに行う

何といってもシャンプーは濯ぎが一番重要です。

どんないいシャンプー剤を使用しても、洗い残しがあると痒がる原因になります。

とにかく濯ぎの時間をしっかりとって、洗い残しがないようにして頂くのがいいと思います。

サプリメントを使ってみよう!

スキンケアとしてサプリメントを併用するのはとてもいいことだと思います。

以下にあげるサプリメントは、このブログでも何回か触れていますが、購入しやすく効能の良いサプリメントです。

実際の診察でもお勧めしていますので、参考にしてみてください。

・ダーム1

無題3

セラミドが配合されているサプリメントです。

大きなボトルに入っているものは酸化しやすいので、小さな小分けにされているピペットタイプの物がベターです。

それを気になるところに直接塗り込んでください。

・ミラコート

無題4

とにかくコスパが最高にいいサプリメントです。

被毛につやが出るビタミンAと必須脂肪酸が入っています。

与えていると被毛のつやに違いがとても出てきます。

・コラーゲン・トリペプチド

無題2

吸収しやすいコラーゲンです。

特に被毛の色が薄い犬種にお勧めです。

皮ふにコシが出てくるので、皮膚病の予防には最適です。

まとめ

いくらスキンケアを行ったとしても、それでも皮膚病は時には出てくるものです。

もし痒がりが多くなったり、脱毛が激しくなるようであれば、ぜひとも受診していた方がいいと思います。

基本的に皮膚病の診察であれば、往診でも通常の動物病院と同じ治療が行なえますので、もし病院に連れて行くのがちょっと・・ということがあれば、往診を是非とも活用してください。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう