自分が手術をしないといけない日が来ることは誰しも想像したくないもの。

それは飼っているペットにおいても同様だと思います。

いつも元気でいたと思ったら、けがをして骨折をしたり、変なものを食べてしまったりと、意外と手術が必要になるケースは多いと思います。

思いがけず、自分の飼っているペットが手術になった後の術後の管理は、一度でも経験したかたであれば不安でしょうがないと思います。

特に小さい体にメスを入れた後に、動物病院に連れいていくの非常に負担がかかる可能性もあります。

そのようなときはどうすればいいのか・・・。

往診医の立場から言えば、是非とも往診サービスをご利用していただくのをご提案いたします。

今回はほかの病院で行った術後の経過を、往診で管理するときのお話をしたいと思います。

病状の把握はどうする?

往診医は基本的には執刀医ではなりません。

ですが獣医学的な知識は持っています。

よほどのことでなければ、執刀した病院に連絡をとり、状況を聞いてから治療にあたると思います。

また、執刀した獣医師から指示を仰ぎ、適切な処置を行うこともできます。

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正直な話、術後の管理は執刀した病院でなければならないケースはほとんどなく、動物の負担を考えるのであれば、術後はできる限り自宅で過ごさせた方が回復は早いと思います。

術後の管理で必要な処置

当然のことながら術創の管理は非常に重要です。

特に動物は傷口を必要以上に舐めたり、掻いたりすることで思いもよらない癒合不全を起こすこともあります。

自宅で傷口が順調かどうかの判断がわからない場合は、往診医に確認してもらう方がいいと思います。

ご自宅に伺い、環境なども把握することで、より適切な管理方法のアドバイスもできると思います。

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また退院後には食欲がなかなか上がらないケースもあります。

こういった場合には給餌の補助をしたり、場合によっては皮下点滴を行うことで、脱水の予防をすることもあります。

その他、内服薬を飲まないのであればそのお手伝いをしたり、また改めて出てきた不具合について治療することも可能です。

最後には抜糸が必要になりますが、抜糸も自宅で簡単に行うことが出来ます。

経過が順調であれば、わざわざ動物病院に連れて行くことはほぼしなくていいと思います。

往診にむいていない術後のケース

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往診に向いていないケースはいくつかあります。

正確に術後の状況を把握するため、迅速な血液検査が必要なケースがそれにあたります。

往診でも血液検査は可能ですが、たいていの場合結果を得るために数日かかるため、その瞬間の状況を把握することが出来ないからです。

また、頻繁なレントゲン撮影が必要な整形外科の手術もあまり向いていないと思います。

残念ながらレントゲン撮影は制限された環境のみで可能となります。

術後の状態が極めて悪い時にも往診はあまり不向きではありまえんが、もし飼い主様が積極的な治療を望まないような場合は、かえって往診の方が飼い主様のご希望の沿った治療が可能かもしれません。

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まとめ

往診ではほとんどの手術はできませんが、そのお手伝いをすることは可能です。

もし術後の負担をできるだけ減らしたいのであれば、往診は非常に適した診察スタイルだと思います。

 

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