寒かった今年の冬も終わり、やっと暖かくなってきました。

花粉症がひどいぼくにとっては、春はあまり心地よいシーズンではないのですが、動物病院にとっては1年で1番忙しい時期になります。

飼い主様にとってもこの時期は、病気をしていなくても何かと予防やケアで動物病院に通わないといけない時期ではないでしょうか?

ただ、この時期に動物病院に行くと非常に混雑していて待ち時間が長く、必要以上に飼い主様もペットも疲れることも多いと思います。

今回はそんな春のシーズンだからこそ、往診動物病院を活用して欲しいと思い、往診でできる春先の診療のあれこれについてご紹介したいと思います。

一般的な検診

特に検査などをしなくても、熟練した獣医師であれば結構な確率で、なんらかの疾患を発見することが出来ると思います。

聴診、触診はなんでもないなと思っていた動物でも異常が見つかることも多いので、特に検査などを考えていなくても、最低限の身体検査は行ったほうがいいと思います。

体重測定

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多くの動物が冬の間は食欲が増す傾向があるので、春先に体重が増えていることもよくあります。

体重測定は別に往診動物病院でなくてもご自宅で簡単に計測できるのですが、なかなか億劫で測りそびれて至るすることもあるので、来たついでに測っておいた方がいいと思います。

体重の増加が見られるようであれば、食事のアドバイスなども行うことが出来ますし、健康面のバロメーターにもなると思うので、ぜひとも利用してみてください。

フィラリア予防

犬の飼い主様にはなじみのある言葉かもしれませんが、猫の飼い主様も知らない方がいらっしゃれば、念のため知っておいた方がいいと思います。

蚊が媒介する寄生虫で、最終的には犬や猫の心臓で成虫となり、様々な症状を引き起こします。

治療はとても大変なのですが、予防は月1回薬を投薬するだけなのでとても簡単です。

都内ではほぼ撲滅したような気配もありますが、念のため行っていたほうが安全かと思います。

ノミやダニの予防

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春先から初冬までノミやダニの予防はかなり重要だと思います。

特に散歩をよくするような犬にとっては必須の予防項目だと思います。

無論、室内のみで飼育されているような犬や猫であれば、予防の価値としては低くなると思いますが、これらの寄生虫は人にも害を及ぼしますので、予防していたほうが安全だと思います。

最近では先述のフィラリア薬と合剤になっていることも多いので、是非とも利用してみてはどうでしょうか?

ワクチン接種

犬にとって狂犬病ワクチンはこの時期では必須の接種になります。

接種に関しては法律で義務付けられているのですが、ややその存在意義には疑問を持たれることも多く、日本での接種率は半分以下であろうと言われています。

獣医師の意見としては、病気の予防というよりは規則として接種してくださいとしか言いようがないのですが、往診でも行うことが出来ますので、ぜひご利用してみてください。

https://www.secondselect.vet/1151

混合ワクチンもこの時期に接種する方も多いので、こちらも往診をご利用していただくといいと思いますが、残念ながら混合ワクチンと狂犬病ワクチンは同時に接種ができませんので気を付けてください。

血液検査をしてみよう!

春先に健康診断をお勧めしている動物病院は実際に多いとは思います。

主にフィラリアの検査と同時に血液検査を行ってはどうでしょうか?という提案が主たる理由だと思いますが、1年に1回は行った方が実際安心だと思います。

血液検査の内容は通常の動物病院とほぼ変わらないものを実施することが出来ますので、フィラリアやワクチンのご利用に合わせて実施していただくとより良いと思います。

まとめ

獣医師としてというよりは個人的な意見になりますが、春先のペットはとにかくお金がかかる!のは間違いがありません。

今回ご紹介したようなことを春先に一気に行ってしまうべきか、分割して行うべきかはそういった兼ね合いもあるとは思いますが、幸いなことに病気一つしないようなペットたちは、こういった機会がないと中々受診もしないもの。

この時期とても混雑をしている動物病院にいくのはより気が引けるものだと思いますので、是非とも往診の動物病院をご利用してみてはいかがでしょうか?

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