この度、セカンドセレクトは往診診療だけでなく、通常の動物病院の診療も行えるように、新しく動物病院を開院することになりました。
新しく病院は開院しますが、今後も往診診療は継続して行っていきますので、このブログを読んで気になった方はいつでもご連絡ください。
今回は、開院後のセカンドセレクトの往診の変更点をお知らせしたいと思います。
診療料金は高くなる?
基本的にはあまり変わりません。
継続して埼玉南部と都内全域で往診診療を行っていきますが、店舗のある東大泉から遠方の場合は2000円前後の往診料がかかります。
診療時間に変更点は?
これも特に変わりません。
正直にお話しすると、今までも都内の病院で勤務医として診察しながら往診診療を行っていました。
ですので務めていた動物病院が閉院したあとが往診診療時間でした。
今後の往診時間は12時30分から15時30分と18時30分以降になります。
また火曜日と金曜日は12時30分から終日往診診療の時間となりますので、夕方までに往診ご希望の方は火曜日と金曜日にご利用ください。
ちなみに受付時間は9時~20時となっております。
診療内容は?
こちらは大幅に変わりました。
今までは往診診療しか行えなかったため、画像診断や迅速に血液検査の結果がわからないといけないような症例には十分な診察が出来ませんでした。
今後は店舗として開院し、レントゲン、エコー検査、院内での血液検査も行えるようになったため、診療の幅は非常に拡大しました。
新病院開院後の往診風景
今回お伺いしているご自宅の犬が患っている病気は、慢性気管支炎に加え、尿崩症を患っており、その結果腎不全、心機能の低下を起こしていました。
その結果発作用の症状が出始め、自宅での酸素吸入が必要な状態でした。
これらの病気は普通の動物病院でも敬遠したくなるような病気です。
また、十分診療経験のある動物病院に連れて行こうにも、酸素室の外に出すと呼吸が大幅に乱れるため、連れて行けるような状況ではありませんでした。
今回、セカンドセレクトではこういった犬の治療においても、自宅にいながら十分な治療と検査を行うことが出来ました。
血液検査や尿検査は通常の往診診療を行う動物病院と異なり迅速に結果が出せるようになったため、大幅に血液の循環が回復し、酸素室から出て生活することができるようになりました。
今後レントゲンだけは病院内でしかすることはできないため、定期的に通院はしていただくことになりますが、酸素室からでても苦しい表情は見せることはないので、あまり負担なく継続通院できるようになりました。
まとめ
セカンドセレクトではもともと診療経験が豊富な獣医師と看護師が往診に回っているので、セカンドオピニオンを含めた診療も行えるようになりました。
今後も診療の幅をどんどん広げることで、通院という負担を強いられている動物たちに、より良い医療を提供できるようしてまいります。
こんな病気でも往診できるの?と思うことがありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。