猫というのは元来、自分のテリトリーから外に出ることを嫌う動物です。

もし家の外に猫が脱走してしまったとしても、必ずその半径10m以内にとどまっているという話もあります。

少し強引かもしれませんが、猫が安心して入れる自宅から動物病院のような特に他の猫や犬の鳴き声があるような場所に連れて行くのは相当なストレスになります。

病気さえしなければ動物病院に連れいていく機会もないのですが、1年に1回のワクチン接種だけは健康だったとしても動物病院に連れて行かざる得ません。

そんな時に考えていただきたいのが往診によるワクチン接種です。

今回はセカンドセレクトがある猫の飼い主様のご自宅にお伺いし、ワクチン接種を行った往診風景をご紹介します。

往診で行うワクチン接種の利点

ご自宅でワクチン接種を行うことの最大のメリットは、なんといっても動物のストレスを最大限に抑えることが出来るということです。

特に猫のような繊細な動物は、動物病院でワクチンをうつと調子を崩すことも多々あります。

ご自宅で診察を行っても猫に与えるストレスは「0」というわけにはいきませんが、病院に連れてくるよりもかなり穏やかだと、多くの飼い主様からご意見を頂いています。

ちなみにワクチン未接種の場合は、動物病院で他の猫から感染する可能性もあるので、往診でのワクチン接種はなおさら検討していただいた方がいいと思います。

【実際の往診風景】初年度のワクチン接種こそ往診でうけよう!セカンドセレクトからペットを飼い始めた飼い主様へ提案。

診察の流れ

まずはご予約を頂く形になります。

ワクチンは常備してありますので、飼い主様とのご都合が合えばいつでも接種は可能です。

ご料金は初診登録料もしくは再診料が2000円、三種の混合ワクチンが3000円、五種の混合ワクチンが5000円です。

ちなみにどちらの3種と5種とではどちらのワクチンがよいのかと言えば、個人的には家猫であれば3種、外に行く猫であれば5種がいいと思います。

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ご自宅の安心できる場所で行うと言っても、猫は見知らぬ人間にも警戒心が強いことが多くあります。

実際にさぁ診察という時に捕まらないこともあるので、往診でお伺いする前にキャリーケースや洗濯ネットに入れて安静にして頂くと助かります。

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あとは通常通り、全体の身体検査後に得に異常がなければワクチンを接種します。

ワクチン接種証明書はその場で発行します。

セカンドセレクトのワクチン接種証明書には健康診断書もついていますので、何かの際には有効にご利用できるかと思います。

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まとめ

今回のワクチン接種後に飼い主様からお礼のメールをいただきました。

ワクチン接種後もリラックスして過ごしていますとのことでした。

飼い主様から送っていただいたその時の写真ですが、確かにとても穏やかな表情をしています。

猫の飼い主様でもし動物病院に連れて行くことに躊躇されている方がいらっしゃいましたら、ぜひともお気軽にご連絡ください。

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